「日本海新聞ふるさと大賞2024」の日野町の部表彰式が10日、町役場で開かれ、地域貢献賞1団体とスポーツ文化功労賞1人が表彰された。
地域貢献賞を受賞したのは、障害福祉サービス事業所「セルプひの」(梅林日登美施設長、35人)。長年にわたり障害者の生活支援・就労支援に尽力するほか、事業所の販売活動を通して町をPRし、地域の行事にも積極参加して障害者への理解促進を深めた。
スポーツ文化功労賞は、陸上競技の岡本匠生さん(15)=日野学園9年=が受賞。全日本中学校通信陸上競技鳥取県大会男子走り高跳びで優勝。県中学校総合体育大会陸上競技の部で入賞するなど活躍した。
表彰式には﨏田淳一町長や日本海新聞販売店会の高見裕美理事と地元の販売店主らが出席。﨏田町長が「セルプひのは日野町表彰とのダブル受賞。今後も地域とのつながりを深めてほしい。岡本さんにはますます記録を伸ばすことを期待している」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して梅林施設長が「開設以来、皆さんにかわいがられ、活躍の場を与えていただいた。受賞を糧に今後も頑張りたい」と述べた。