ポケモンのキャラクターで、とっとりふるさと大使を務める「サンド」と「アローラサンド」をデザインしたラッピング列車の運行1周年を記念し、鳥取県とポケモン社、JR西日本は共同で鳥取駅構内の一部をポケモンキャラクターなどで装飾した。3月10日の「サンドの日」を前にした9日にお披露目され、駅に降り立った人たちは早速、各スポットに配置された2種類のポケモンと記念撮影を楽しんでいた。
装飾は2028年3月末まで、改札からホームへ向かう中2階に施されている。ラッピング列車をイメージした記念撮影用の顔出しパネル設置のほか、柱にキャラクターの壁紙を掲示している。
除幕式で鳥取県の平井伸治知事は「ぜひ、装飾を見ていただいて、二度、三度(サンド)楽しんでほしい」と呼びかけた。JR山陰支社の金岡裕之支社長は「こういった取り組みが地域のにぎわいにつながれば」と話した。
同日は運行1周年を記念し、ラッピング列車が因美線鳥取-津山間を特別運行したほか、乗客にサンドのサンバイザーなどが配られた。鳥取市浜坂のアイエム電子鳥取砂丘こどもの国でも、レールトレインがサンドのデザインに変更された。