東京生まれ、英国育ちのタレント、ハリー杉山さんがゲストランナーとして鳥取マラソンを盛り上げた。ヤマタスポーツパーク陸上競技場にゴールする選手一人一人に「お帰り! ナイスラン! その感動、サンキュー」と声をかけ、ハイタッチで励ました。
芸能界屈指のランニングマニアとして知られ、NHKBS「ランスマ倶楽部」の進行役を務めるだけに、語り口は軽快。鳥取砂丘オアシス広場近くであったスタートセレモニーで「寒いです。雨も降っている」と切り出した後に「魂、燃えていますかー」と呼びかけ、寒さに震える選手たちを奮い立たせた。
風雨の中を走り抜いた選手たちの姿に「エモーショナルな42・195キロ」を覚え「もっと戦える力をもらった」。現在は40歳。何歳まで走り続けるかと尋ねると、こう返ってきた。「限界はない。この世を旅立つまで走り続けます」