ALSOKありがとう運動財団は、地域の聴覚障害者らが集う西部ろうあ仲間サロン会(米子市旗ケ崎6丁目)に、活動助成金50万円を贈った。カーテンや長机など老朽化した施設内の備品更新に役立てられる。
同財団はALSOKグループの役員や社員らの寄付で活動。社会福祉施設や団体に福祉車両や活動助成金を贈っている。
同会では、高齢のろう者が集うサロンや手話カフェ、手話サークルを開くなど、地域住民を巻き込んださまざまな活動を展開。一方で活動資金が限られ備品も老朽化しており、同財団へ助成金を申請した。
同会であった贈呈式で、ALSOK山陰の原田容仁社長は「感謝の気持ちを表したいと活動を続けている。より良く過ごせるよう使っていただければ」と目録を贈呈。森田忠正理事長は「念願だったカーテンと机が購入でき大変感謝している。工夫しながら使いたい」と手話で謝意を伝えた。