2023年7月に供用開始したJR米子駅の南北自由通路「がいなロード」。線路で分断されていた駅の南側と北側を結ぶ“架け橋”として、アクセスの向上と人通りの増加による活性化の起爆剤としてその役割が期待されている。
米子市が実施する中心市街地通行量調査によると、24年度の通行量はコロナ禍前の2019年度と同水準の1日1万893人まで回復し、特に米子駅周辺の増加が目立つ。がいなロードが開通した23年度以降は、駅の南北で通行量の増加が見られ、市の担当者は「開通を契機とした駅周辺整備の効果が現れてきた」と分析する。