県美誕生まで定点撮影 倉吉で写真展 深田さん、3年間で900枚

 3月30日に開館した鳥取県立美術館の3年間にわたる建設過程を収めた写真展「Cocoon1145 美術館の誕生」が、倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。22日まで。

 同展は、同館の近くに住む深田哲士さん(78)が「建設過程をパラパラ漫画のように残したい」と企画。2022年2月の起工式直前から開館日まで、現場が休みの日を除いて撮り続けた約900枚の写真を展示している。

 写真のほとんどは隣接する大御堂廃寺跡歴史公園側から定点撮影した。会場内にはスクリーンも設置し、徐々に完成に近づいていく同館の様子をスライドショーで映し出している。

 深田さんは「カメラ経験がなかったため芸術的な写真ではないが、3年間撮影を続けたことに意味がある。ぜひ見てほしい」と来場を呼びかけている。

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