桜ずもう成功願う 佐渡ケ嶽親方「倉吉に感謝」 前夜祭

 「第47回桜杯争奪相撲選手権大会(桜ずもう)」(桜相撲振興協議会主催、倉吉青年会議所主管、新日本海新聞社など特別後援)の前夜祭が26日、倉吉市内のホテルで開かれた。関係者約150人が出席し、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)らを囲んで大会の成功を願った。

 桜ずもうは、名誉市民で第53代横綱琴桜(先代佐渡ケ嶽親方)の顕彰と青少年の健全育成を目的に開催。同市の春の風物詩にもなっている。

 前夜祭では、佐渡ケ嶽部屋の地元後援会「鳥取県桜友会」会長の広田一恭倉吉市長が「実行委が募集に奔走し、県内から過去最多の30校が集まった。明日のチャンピオンは名実ともに県下一といえる」とあいさつし、「相撲のまち」として盛り上がることを期待した。

 佐渡ケ嶽親方は「年々相撲を取る子どもたちが少なくなる中、相撲協会としても倉吉に感謝している。(大関の)琴桜を必ず横綱に育て、この倉吉で感謝の土俵入りをさせたい」と語ると、会場からは大きな拍手が起こった。

 その後、佐渡ケ嶽親方と琴栄峰関ら3人の力士は鏡開きを行い、出席者と交流を深めた。

 桜ずもうは27日午前9時から倉吉市営相撲広場で開催。小中学生が熱戦を繰り広げる。

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