恐竜の着ぐるみを着て走る「第1回淀川ティラノサウルスレース」が、大阪市淀川区の淀川河川公園・西中島地区で開かれた。全国各地から色とりどりの“ティラノ”約120体が集まり、芝生の上を豪快に駆け抜けた。
同レースは、子どもから大人まで気軽に楽しめるイベントとして全国各地で開催されている。淀川河川公園では初めての試みで、2~68歳の幅広い年齢層の参加者がエントリーした。
参加者は着ぐるみを事前購入しており、エプロンやスカート姿、バルーンアートのデコレーションなど個性あふれる恐竜も出没。皆で「ガオガオー」と雄たけびを上げ、ラジオ体操に取り組むなどコスプレを満喫した後、レースでは「幼獣」「成獣」に分かれ真剣勝負を繰り広げた。
小学6年の中井優奈さん(11)は「着ぐるみは走りにくいけど、面白かった」と笑顔。恐竜好きの職場仲間で参加した山崎栄子さん(51)と武田小津恵さん(51)は「楽しい、いい汗をかけた」と声をそろえた。