履正社4年ぶり夏の甲子園 大阪桐蔭を3安打完封 高校野球大阪大会決勝

 第105回全国高校野球選手権記念大阪大会は30日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで決勝を行い、今春の選抜大会に出場した履正社が、大阪桐蔭を3-0で破って4年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた。

 履正社は二回、敵失で1点を先制すると、四回には野上隼人(3年)の2点適時打で加点。先発左腕の福田幸之介(3年)は安定した投球で大阪桐蔭打線を3安打に抑えて完封した。

 多田晃監督は「選抜では悔しい思いをした。甲子園では泥くさい粘る野球で一戦ごと勝負したい。優勝目指して頑張りたい」と喜びをかみしめた。森沢拓海主将(3年)は「大阪大会で優勝することを目標にやってきたので、達成できてよかった。甲子園では自分たちらしく攻めた野球で優勝したい」と汗をぬぐった。

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