三越銀座店で境港マグロ販売 解体ショーにぎわう

 境港産本マグロの解体ショーが、東京・銀座の三越銀座店食品売り場で開かれた。試食販売も行われ、多くの買い物客が脂がのったマグロを買い求めた。

 捕獲から一度も冷凍されていない天然物で、全長約1・5メートル、重さ65キロ。ショーを前に多くの来店客が調理場の前に集まった。解体人が出刃包丁で大胆に切り分け、各部位を観衆に示しながらさばいた。一口大のトロや赤身がその場で振る舞われ、味見した買い物客は納得の表情。特別価格で提供された切り身は飛ぶように売れた。

 解体が行われた鮮魚小売「吉川水産」の関東圏の各店舗では境港産本マグロのPRと販売が行われている。売り場担当者は「境港のマグロは他の産地より比較的リーズナブルだが、脂がのっていて品質が安定している。お客さんに売り込みやすい」と話した。

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