実習品販売へメルカリ学習 境港総合高、出品体験

 境港総合技術高(境港市竹内町)の食品・ビジネス科3年生11人が12日、日本最大級のフリマアプリサービス「メルカリ」で出品を体験した。生徒たちは10月、メルカリ上にネットショップを開設できる「メルカリショップス」でサバの缶詰や新巻きザケなど同科の実習製品などを販売する予定。

 同校の課題研究の一環で、メルカリの学習プログラムに取り組む。今後、鬼太郎グッズなどを手がける「きさらぎ」(同市馬場崎町)のグループ会社「ビーウィング」と連携し、10月23日にネットショップを立ち上げる。

 初日のこの日、メルカリ経営戦略室政策企画参事の布施健太郎さん(51)が来校し、メルカリやメルカリショップスの仕組みを説明。生徒はその後、ネット販売のやり方を学ぶため、自分の携帯電話を使い、持参した本やゲームソフトなどをメルカリで実際に出品するなどした。

 出品したゲームソフトが売れた松本翔亜さん(17)は「自分より安く出品している人もいたのに売れてびっくりした。実習製品をネットで売ることができたら、大勢の人に食べてもらえるし知名度も高められる」と意欲を燃やした。

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