琴浦町の鳴り石の浜プロジェクト(馬野慎一郎リーダー)と地域住民らは、同町赤碕の鳴り石の浜でヒマワリの苗植えを行った。種から育てた苗千本が、夏に向け元気に育つように願いを込め、植え付け作業に汗を流した。
同プロジェクトは阪神大震災をきっかけに広まった「はるかのひまわり絆プロジェクト」に賛同し、10年前から同所でヒマワリを栽培。青い海を背に咲き誇るヒマワリと心地よい波音に癒やされようと毎年、大勢の観光客が訪れる人気スポットとなっている。
この日は鮮やかな黄色の全身タイツを身にまとった「ヒマワリの妖精」や地域の子どもら約25人が参加。目安線に沿って一本一本丁寧に植えていった。
この後、参加者らは海岸のごみ拾いも行った。上田啓悟サブリーダーは「みんなで力を合わせて育てている。たくさんの方に見に来てほしい」と話した。見頃は8月上旬だという。