かむ力育む メニュー学ぶ 小代で「ママとクッキング」

 小代子育て・子育ち支援センターが主催した「ママとクッキング」が、小代地域局(香美町小代区大谷)であり、参加した母親たちは幼児の歯の健康に役立つメニューの作り方を学んだ。

 日本歯科医師会などが定める「歯と口の健康週間」(6月4~10日)に合わせて企画。同町健康課の竹中涼子栄養士が、よくかむための正しい姿勢を説明した後、さいの目状のニンジンとゴボウのきんぴら、焼きおにぎりなど、食材や形状を幼児向けに工夫したかみ応えのあるメニューを指導した。

 1~3歳の子どもを連れた母親4人が参加。子どもたちは母親と一緒に包丁で野菜を切ったり、おにぎりをにぎったりと積極的に調理に取り組んでいた。

 長女の琴葉ちゃん(2)と参加した井口博子さん(29)=同区城山=は「今までは食べやすいものを与えがちだった。今後はかむ力を考えた献立に挑戦したい」と話していた。

 このほか、同町健康課の吉田美穂歯科衛生士がイヤイヤ期の歯磨きのこつや虫歯予防について助言した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事