6月30日から7月2日まで、大津市にある滋賀ダイハツアリーナにて「2023V・サマーリーグ女子 西部大会」が行われました。この大会はVリーグ若手選手の強化育成を目的に開催され、西部大会は計14チーム(V1=7チーム、V2=4チーム、新規参入=2チーム、ユニバ日本代表チーム)で3日間最大6試合を戦い、順位を決めるとてもハードな戦いです(Vリーグレギュラーシーズンでは1日1試合)。
昨年は全勝で優勝、その原動力となったのが前回のコラムで紹介した和田由紀子選手です。サマーリーグで活躍した後、Vリーグでも注目され、本年度火の鳥NIPPONに初選出、世界大会のネーションズリーグで活躍しています。
昨年に引き続き2連覇を目指して挑んだ大会。グループ戦を全勝して決勝に進出しましたが、敗れて準優勝となりました。代表選手の不在やけが、体調不良の選手もいましたが、今いる選手だけでも勝つという強い気持ちで戦い抜きました。バレーボールの醍醐味(だいごみ)である「全員で一つのボールを拾う、つなげる、攻める」の「拾う、つなげる」はできましたが、残りの「攻める」「攻め切る・点を取る」ができず、今後の課題となりました。
今大会の敢闘賞に「ボールを拾ってつなげる」で活躍した、リベロの西崎愛菜選手が選ばれました(リベロとは攻撃に参加できない守備専門のポジション)。昨年サマーリーグで活躍した和田選手と同じように、今期リーグ戦での活躍に期待です。
そのVリーグの日程が発表され、10月21日、佐賀県SAGAアリーナからのスタートが決まりました。これから開幕までハードな練習を乗り越えさらに強くなったJTマーヴェラスをお見せできるように頑張ります。応援よろしくお願いします。