8月19、20両日に米子市で開催される「第50回米子がいな祭」(同祭振興会主催、新日本海新聞社特別後援)では、国史跡・米子城跡(同市久米町)の天守台に米子城形バルーンを設置する“築城”イベントが行われる。特別実行委員会は市民参加型の祭りにしようと、バルーンの運搬や警備に協力するボランティアを募っている。
バルーンは高さ約11メートル、底面約8メートル四方、重さ約350キロで、祭り前日の18日から3日間設置される。運搬のボランティアは18日午前9時半からの搬入と21日同9時からの撤去の際、分割したバルーンをはじめ固定用の土のう約80個や送風機などを運ぶ予定で、陸上自衛隊米子駐屯地からも隊員約40人が参加する。
警備のボランティアは19、20両日の午前10時~午後9時に3、4時間ごとの3交代制で、天守台のバルーン周辺で安全確認などを行う。
ボランティアは事前申込制で、高校生以上であれば市外在住者も応募可能。4時間以上参加すると、格闘家の武尊さんとコラボした同実行委特製Tシャツなどが贈呈される。同祭振興会事務局は「誰でもぜひ参加していただければ」と話している。
◇募集締め切りは今月28日。同祭ホームページ(http://gainamatsuri.net/)の申し込みフォームなどで応募する。問い合わせは電話0859(22)0018、同祭企画実行本部。