境港市の夢みなとタワーで15日、「旅する光の切り絵展~くうそうって、まほうだよ~」(新日本海新聞社主催、鳥取県観光事業団共催、フーズマーケットホック特別協賛)が開幕した。初日は、特別イベント「幻灯空間 光の花火―海のパレット」も催され、デジタルならではの美しい花火の打ち上げで会場を華やかに彩った。
光とデジタル映像を切り絵に融合した体験型アートが楽しめる展覧会。多くの親子連れなどでにぎわった初日夜は、開館時間を延長して特別イベントを実施した。辺りが暗くなり始めると、会場には音楽に合わせて光の花火が次々に打ち上がった。来館者は天井や床面一面に映し出された“大輪の花”に見入り、フルーツや貝殻、魚たちの映像も演出を盛り上げた。
母親の渡辺悠加さん(34)と訪れた同市上道町の颯月ちゃん(6)は「本物の花火と同じくらいきれいで楽しかった。また見たい」と喜んだ。
8月27日までの期間中、特別イベントは7月16日と8月11、12日(各日午後7時半から)も行う。