現代作家たちが描いた クレパス 画 ®展

　誰もが一度は幼い頃に手にしたことがあるクレパス®は、1925（大正14）年に、日南町出身の佐武林蔵（1886-1968、現在の株式会社サクラクレパス創始者）によって、世界で初めて開発されました。クレパス®は、一般には子ども用の画材として広く普及していますが、混色や、厚塗り、削り取りなどの技法が可能で、油絵のような重厚感や、水彩画のような透明感まで、幅広い表現が可能な優れた画材です。 本展では、現在、日本画家、洋画家、版画家、彫刻家、陶芸家として活躍するアーティストたちが描いた最新作のクレパス画®と、これまでに当館がコレクションしてきた選りすぐりを一堂にご紹介します。 普段使いなれないクレパス®で、新しい表現の可能性を模索し、豊かな感性で描いた現代アーティストたちの作品は、クレパス®という画材の想像を超えたスケールと魅力を感じさせてくれます。また、私たちにクレパス®を手にした懐かしい記憶を呼び起こし、アートをより身近に感じる機会にもなることでしょう。 アートでコミュニケーション「対話型鑑賞」 絵を見て自由に感じたことや気づいたことを楽しく話しながら鑑賞を深めていきます。
8月4日（日）、11日（日）、18日（日）、9月1日（日） 13:30～14:00
要入館料。

　「クレパス」は株式会社サクラクレパスの商標登録です。クレパスの普通名称はオイルパステルです。

■場所 日南町美術館 〒689-5212 鳥取県日野郡日南町霞785
■期間 2024年8月2（金）～9月1日（日） 休館日：8月5日（月）、19日（月）、26日（月）
■開館時間 午前8時30分～午後5時 （ただし、入館は午後４時３０分まで）
■入館料 一般500（400）円、高校生100（70）円、中学生以下無料 ※入館料の（ ）内は20以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方と付添1名様の割引料金。