野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」が28~30日、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される。新型コロナウイルス禍を経て、今年は4年ぶりにファンの声出しが解禁。国内外の200組を超えるアーティストのステージに熱い声援が送られる。
目玉は初来日の米シンガー、リゾ。「アバウト・ダム・タイム」が今年のグラミー賞の最優秀レコード賞にも輝いたポップスターは、ありのままの自分の体を肯定する「ボディーポジティブ」の潮流をけん引するアイコンでもある。最終日、グリーンステージのトリを務める彼女がどんなパワフルなステージを繰り広げるのか注目が集まる。
「ロックの殿堂」入りも果たした「フー・ファイターズ」も、ニューアルバム「バット・ヒア・ウィ・アー」を引っさげて来日。ドラマーの急逝という悲劇に直面したフロントマンのデイブ・グロールだが、その力強い歌声はファンの心を奮い立たせてくれるはず。
荒々しく疾走感あふれるガレージロックで2000年代初頭の音楽シーンを席巻した「ストロークス」も17年ぶりにフジの舞台に帰ってくる。
日本勢ではレジェンド、矢沢永吉のフジ初出演が往年のファンを喜ばせそう。「Vaund...