今年で12回目となる「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」が8月9~11日、東京・池袋の新文芸坐で開かれる。
9日は3月に死去した坂本龍一さんの追悼企画で、自伝の聞き手を務めた編集者・鈴木正文さんのトーク後に「戦場のメリークリスマス 4K修復版」を上映する。
10日は石原裕次郎主演「零戦黒雲一家」上映後に同作に出演した俳優・浜田光夫さんのトークショー。11日は昨年他界した宝田明さんの遺作「世の中にたえて桜のなかりせば」上映後、ダブル主演したアイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加さんがトークショーに登壇する。多様な視点から平和の尊さを訴える内容だ。
特別企画として、東京音楽大の学生有志らによる合唱や俳優・斉藤とも子さんによる被爆者手記の朗読などで構成する「平和コンサート Peace for the world」を11日、東京・汐留ホールで開く。
映画祭、コンサートともチケットは、2日以降順次、新文芸坐公式サイトで販売する。