住友生命は、職員らによる社会貢献活動「スミセイ・ヒューマニー・チャリティークッキー」で集まった寄付金を門真市の社会福祉団体「ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会」など全国8団体に寄贈した。
この活動は、職員のボランティアマインドを醸成しようと、1995年にスタートした。福祉作業所で作られたクッキーを社内販売し、そこで働く人たちの自立を支援するもので、クッキー1個につき20円の寄付金を上乗せ。集まった寄付金を介護や子どもへの支援などで活躍する団体に寄贈している。
「ゆめ伴」は、認知症の人や高齢者が地域で輝ける場の創出を目指している。25日は、同社の谷口宜・大阪広報センター長が実行委員長の角脇知佳さんと総合プロデューサーの森安美さんに目録を手渡した。森さんは「認知症の人をはじめ、多くの人を笑顔にするための活動費用に充てたい」と謝意を述べた。
2022年度は70万6780円が集まった。「ゆめ伴」のほか、病気と共に暮らす子どもとその家族を支援する「こどものホスピスプロジェクト」(大阪市鶴見区)などに贈る。