鳥取県は19日、県内の新型コロナウイルスの感染状況についてオミクロン株の新たな変異系統「EG・5」(通称・エリス)が主流となっていると明らかにした。学校再開の影響で9月上旬の19歳以下の新規感染者数が8月中旬の約1・5倍に増加。インフルエンザも流行しており、同時感染すると症状が重くなる傾向にあるという。
県庁で県感染症対策センター(県版CDC)の会議を開き、医療関係者らと県内の感染状況について共有した。エリスは、重症リスクが低いものの感染力が強いとされる系統で、8月の月間分析結果では全体の2割以上を占めた。