県内、最高に暑い夏 猛暑日連続16日、記録更新 今後も熱中症に警戒を

 全国各地で記録的猛暑となった今夏。鳥取県内でも8月の平均気温は多くの観測地点で統計開始以降、これまで最も高かった2010年の夏の記録を塗り替えた。最高気温が35度以上の「猛暑日」の日数は、7~8月にかけて過去最長を更新し、16日間連続となった。熱中症警戒アラートも9月17日現在、30日以上にわたり発令されており、異例ずくめの厳しい残暑が続いている。

 最高気温が最も高かった日は8月6日に鳥取市で観測した38・6度で、同地点では歴代3位の暑さ。鳥取市では7月22日~8月6日に過去最長の16日間連続で猛暑日となり、8月末までの猛暑日の日数は過去最多の33日間を数えた。

 最高気温の平均は鳥取市が35・2度で、20年以来3年ぶりの35・0度超えを記録。1994年に35・0度、2010年の35・5度、そして20年の35・0度と、平均値が35・0度を超える年の頻度は徐々にペースが速くなっている。

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