こちら新聞特捜部 台風や大雨でのJR運休 雨量監視し総合判断

計画運休は混乱防止で

  • 計画運休の発表を受け、駆け込みで特急やくもに乗り込む帰省客ら=8月14日、JR米子駅

 近年、局地的な豪雨の頻発に伴って鉄道の運休が多い。さらに、台風や大雨によって被害が出ると想定される場合には事前に発表する「計画運休」も珍しくなくなってきている。なぜ豪雨で運休したり、計画運休を実施したりするのか。JR中国統括本部にその理由を聞いた。

 8、9月の鳥取県内では、大雨や台風による運休は計6日あった。このうち、8月10日と同14~16日は台風による計画運休。9月6日は大雨によって山陰線の鳥取-米子間などで一時運転を見合わせ、同14日は山陰線の倉吉-浦安間で運休となった。

 大雨による運休の目安は何か。JR西日本の基準の一つが、駅などを含めて平均12キロごとに設置されている雨量計だ。線区にもよるが、おおむね1時間降水量が30ミリ以上で徐行、40ミリ以上で運休となる。

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