インドの刺し子布「カンタ」を展示販売するカンタキルト展が、鳥取市瓦町のブランワークスワークスギャラリーで開かれている。9日まで。
カンタはインド北東部のベンガル地方発祥で、布が貴重だった時代に、サリーや腰巻きを重ね合わせて刺し子や刺しゅうを施したもの。今回は約30点が並んでいる。
色合いや柄、刺しゅうのモチーフもさまざまで、味わい深い作品がずらり。ソファカバーやテーブルクロス、ベッドカバーなどに活用する人が多いという。カンタで作った手提げバッグや、縦横が1メートル未満サイズの端切れもあり、来店者は手に取って楽しんでいる。