カメムシ大量発生 平年の3倍超 気温低下の今後に警戒

  • チャバネアオカメムシ(鳥取県病害虫防除所提供)
  • クサギカメムシ(鳥取県病害虫防除所提供)

 鳥取県内で平年を大きく上回る数のカメムシが、多数の地点で観測されている。関係機関が果樹被害への注意を呼びかけているが、今後、気温が下がるにつれて市街地などへ生息域を移し、「不快害虫」として被害が広がる恐れもある。

 県病害虫防除所が発表した病害虫発生予察指導情報によると、9月中旬に鳥取市河原町と八頭、湯梨浜、北栄の3町の観測地点で確認したカメムシの数は、ほぼ全ての地点、種類で平年(2013~22年)の3倍以上に上った。

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