名画や花など丁寧に刺しゅう 日野町図書館で柴原さん作品展

 日野町で時計店を営む柴原みどりさん(63)=同町根雨=の「クロスステッチ作品展」が、同町根雨の町図書館で開かれている。名画や風景などを題材に丁寧に仕上げた作品が来館者を楽しませている。29日まで。火曜、祝日休館。

 クロスステッチは、糸が「×」の形に交差するように針で刺していく刺しゅうの技法。柴原さんは高校生の時に独学で始め、40年以上続けている。

 フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」など西洋絵画を模した作品をはじめ、万里の長城、ボタンの花など、さまざまな色の糸を組み合わせて刺しゅうした約20点が並ぶ。作品の世界観に合わせて時計の外枠を使って額装したものなど、展示の工夫も見どころ。

 柴原さんは「作品づくりに没頭する時間が一番の楽しみで、日常のビタミン剤。時計店にも作品を展示しているので気軽に見に来ていただけたら」と話した。

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