鳥取港や境漁港でズワイガニ漁の初水揚げ 「五輝星」は最高値280万円

  • 店頭に並んだ松葉ガニを品定めする買い物客=7日、鳥取市賀露町西3丁目の海産物直売所「かろいち」

 ズワイガニ漁の初水揚げが7日、鳥取港(鳥取市)や境漁港(境港市)であり、それぞれ初競りが行われた。しけの影響などもあって水揚げ量は少なかったものの、松葉ガニ(ズワイガニの雄)の高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」は鳥取港で4匹が揚がり、最高値は鳥取港産の280万円だった。県が蟹取県と名前を変えて10年目の“カニバーサリー”に、関係者は今季の豊漁を期待した。

 県水産課によると6、7日での網代漁港を含む3港の水揚げ量は松葉ガニが8617キロ(前年同期1万4122キロ)、親ガニ1万6792キロ(同1万9059キロ)となり、1キロ当たりの平均単価は松葉ガニが1万2020円(同8544円)、親ガニが4156円(同4143円)となった。

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