鳥取県警は14日、競馬投資の手数料を装う特殊詐欺(架空料金請求)で、鳥取市に住む60代男性が合計906万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。
県警によると、男性は副業サイトに登録し、資金を原資として競馬で利益を出してもらう競馬投資を始めた。10月20日にオペレーター役の女から指定された口座に7万円を振り込むと、馬券が的中し950万円に増えたとのメッセージが届いた。男性が資金の払い戻しを依頼すると「1割の手数料が必要。支払った手数料は後で返金される。ミスが発生した」などとメッセージが届いた。同23日から11月2日までの間に指定された口座に振り込みをしたが、全く払い戻しがないため、警察に相談し、被害が発覚した。