第42回とっとり読書絵てがみ・感想文コンクール インタビュー(2) 湯沢 規子さん 法政大教授、作家

世界とのつながり感じて

 -「うんこでつながる世界とわたし」シリーズ制作のきっかけは。

 生きるために一番大切なことは何? と聞かれて「食べること」と答える人はいても、「うんこをすること」と答える人はほとんどいません。でも、人間も動物も虫も、みんなうんこをして生きています。毎日を元気に過ごすために、うんこはとても大切。そのことをみんなで考えてみたかったです。

 -制作過程で大切にしている事はどんな点ですか。

 身の回りの世界の面白さです。思いがけない発見やびっくりすることは、「すぐそばにあるよ」と伝えることを大切にして作品を書いています。

 -本書を通じてどんなことを伝えたいですか。

 「私たちはたくさんの生物が生きるこの地球という世界とつながっているんだ」と感じてもらえたらうれしいです。

 -コンクールにチャレンジする子どもたちにメッセージを。

 ワクワク、ドキドキ、心が動く冒険を思いきり楽しんでください。

プロフィル

法政大人間環境学部教授。博士(文学)。歩いて考えるフィールドワーカー。著作に「ウンコの教室-環境と社会の未来を考える」(ちくまプリマー新書)など。

募集要項
◆内容 課題図書を読み、絵てがみまたは感想文を書いて応募する。各部門1人1点
◆応募方法 所定の応募票に必要事項を記入して作品に添付し、〒682-8505、日本海新聞中部本社ビジネス支援課「読書コンクール」係へ郵送または持参する
◆締め切り 2024年1月19日(金)必着※詳しくはホームページをご覧ください。

主  催 鳥取県学校図書館協議会
     新日本海新聞社
特別協賛 鳥取銀行

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事