プロの演芸に笑顔 用瀬小で落語鑑賞会

 優れた芸術や演芸に触れることで子どもらの豊かな心を育もうと、鳥取県教育関係職員互助会は、鳥取市用瀬町用瀬の用瀬小で落語鑑賞会を開いた。落語家の三笑亭夢丸さんなど演芸のプロが登場し、会場を沸かせた。

 この日は全校児童約130人と教職員らが鑑賞。最初に夢丸さんが、落語では扇子と手ぬぐいをさまざまな小道具に見立てて使うことや、声色やしぐさを変えて老若男女を演じ分けることなどを説明した。

 その後、落語家の三笑亭可風さんや漫才コンビ「おせつときょうた」など計5組が落語や漫才、マジックを見せ、会場は児童らの笑い声に包まれた。

 田中悠貴君(12)は「可風さんの『寿限無』が面白かった。落語のしゃべり方や道具について知り興味が出た」と笑顔。同会の川本晴彦事務局長は「子どもの素直な反応に演者の方も喜んでいる。素直に受け止める心を大切に成長してほしい」と話した。

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