みんなと音で会話を♪ 音楽界のユーティリティープレーヤー伊勢賢治さん 中山中(大山町)吹奏楽部を指導

 大山町下甲の中山中(吹野玉枝校長)吹奏楽部は、ほぼ全ての楽器を使用できる音楽界のユーティリティープレーヤーで、松任谷由実さんや矢沢永吉さんら多くのアーティストをサポートしている伊勢賢治さんを講師に招き、指導を受けた。

 部員たちが、ドラムやチューバ、トロンボーン、フルート、サックス、ユーフォニュームを演奏すると、伊勢さんは真剣な表情で一人一人の音を聴き、部員たちに「心の負荷を自分にかけないでいこう。焦ると間違える。難易度を下げていくと、できたとき心に余裕が生まれる」などと声をかけて指導した。

 楽器の調整などもしてくれた伊勢さんは「吹奏楽部とは、みんなと音で会話をするところ。前向きになる部活だから楽しんでいきましょう」と話した。

 ドラム担当で、2年生の手嶋翼さんは「周りの管楽器の音を盛り上げようと思っていたけど、自分がしたいことがあったらそれをすればいいと言われた。いい体験ができました」と喜んでいた。

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