戦火のガザに残した同僚、安否を気遣うメッセージに…「NO」

なかなかつかない「既読」、国境なき医師団の日本人女性「ただ祈るしか」

  •  パレスチナ自治区ガザ南部に避難中、懐中電灯の明かりを頼りに同僚と話す国境なき医師団の白根麻衣子さん(右)=10月(国境なき医師団提供)
  •  パレスチナ自治区ガザに残るスタッフについて聞かれ唇をかむ国境なき医師団の白根麻衣子さん
  •  パレスチナ自治区の地図
  •  ガザ市のシファ病院で負傷した子どもの手当てをする国境なき医師団のスタッフ=10月19日(国境なき医師団提供)
  •  パレスチナ自治区ガザ南部に避難中、同僚と話す白根麻衣子さん(手前右)=10月(国境なき医師団提供)

 スマートフォンの画面をのぞくと、仲の良かった現地スタッフからたった一言「NO」と返信されていた―。イスラエル軍が猛攻を続けるパレスチナ自治区ガザから退避した国際組織、国境なき医師団(MSF)スタッフ...

残り 1862 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事