耳が聞こえない、聞こえにくい人などが指さしでやりとりできるよう、平易な言葉や絵でQ&Aを表す「コミュニケーションボード」の設置場所を示すステッカーのデザインを、鳥取大地域学部に通う学生が考案した。県東部手話サークル連絡協議会の依頼を受け、見やすい配色などを工夫して作成。12月中にはボードを設置している各施設へ配布される予定で、学生らは「いろんな人にボードを知ってもらうきっかけになれば」と期待する。
依頼を引き受けたのは、同協議会のコミュニケーションボードに関する特別授業を受けた4年の與倉(よくら)千花さん(21)と宮脇ちひろさん(22)の二人。就職活動が終わり、得意なことで地域貢献がしたいと制作に取り組んだ。