今季を２０チーム中６位で終えたサッカーＪ３のガイナーレ鳥取は３日、選手とサポーターが交流を深める「サンクスパーティー」を鳥取市の鳥取砂丘コナン空港で開いた。選手とスタッフが訪れたファンに感謝を伝えた。
年間パス会員やスポンサー企業の関係者ら約１００人が参加した。選手２８人と監督、コーチらが勢ぞろいし、石井光輝主将をはじめ一人一人が今季の応援にお礼の言葉を述べた。
サポーターらはテーブルを回る選手と記念写真やサインを求めて歓談した。スパイクなど選手の私物をプレゼントする抽選会や、若手選手と今季限りで引退する遊馬将也選手、スタッフの計７人がダンスを披露して会場を盛り上げた。
岡野雅行ＧＭは「リーグ戦を通して、いいチームに成長した。昇格できなかったのが不思議」と涙ぐみ、来季に向けての強い決意をにじませた。重松健太郎選手の手作りフラッグにサインをもらった岩美町大谷の西村健太郎君（１０）は「重松選手はチームを離れるけど、来年もがんばってと伝えられた」と話し「来季はたくさん勝ってほしい」とチームを激励した。
