超高齢化社会を生き抜く秘策は 弓浜助け合いネットワークの会

 第17回弓浜助け合いネットワークの会(米子市、実行委員会主催)が3日、同市大崎の弓浜ホスピタウンで開かれた。「人生100年時代を生き抜くために~フレイル予防のための社会参加~」をテーマに、地域住民ら約150人が参加し、超高齢化社会を生き抜くためのヒントを共有した。

 鳥取大医学部の中村広繁教授が「どうする鳥取県の健康寿命!~みんなで実践するフレイル予防~」と題し基調講演。県の健康寿命が男女とも全国平均以下であることを指摘し、打開のため「健康鳥取!スマート・ライフ・プロジェクト」を立ち上げ、継続的に体を動かすなど健康寿命延伸に向けた取り組みを説明した。

 シンポジウムでは「米子市の施策と通いの場・活動の場の現状」をテーマに市フレイル対策推進課、市社会福祉協議会、社会福祉法人真誠会の担当者が意見交換。「フレイル度チェックが大切」「意識的に地域活動を広げることがフレイル予防につながる」など活発な意見が飛び交った。

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