目玉はフォトウエディング 訪日ツアー商品化へ 台湾モニター3組招く

 松江市ならではの景観を生かしたフォトウエディングでインバウンド(訪日客)を盛り上げようと、外国人観光客を対象としたモニターツアーが11月30日から12月2日にかけ、同市内で行われた。来春以降のツアー商品の販売を目指す。

 ブライダル事業を手がけるマリエ・やしろ(同市東朝日町)が観光庁のインバウンド支援事業に採択され、同市内の観光関係者と共に取り組む。台湾から招いた3組のカップルらが3日間で市内の日本庭園などを訪れ、浴衣やドレスを着て写真と動画を撮影した。

 初日の11月30日は、玉造温泉街を流れる玉湯川の川辺などで撮影が行われた。参加した郭奇穎さん(32)と呉青宇さん(35)は「台湾にはない季節ごとの風景が日本にはあり、日本での撮影に憧れていた」と喜んだ。

 マリエ・やしろの広戸剣太さん(28)は「日本でフォトウエディングを望む海外の需要は大きい。フォトウエディングを足がかりに市内全体のインバウンドの活性化に貢献したい」と話した。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事