「被災者でない自分たちが語っていいのか…」葛藤越え、震災伝承に踏み出した若者

津波で84人犠牲の大川小で始まった「語り継ぎ」

  •  大川小遺族の佐藤敏郎さん(左端)の語りを聞く上園真輝人さん(前列中央)ら=7月、宮城県石巻市
  •  震災遺構として整備された宮城県石巻市の大川小=2月
  •  大川小遺族の佐藤敏郎さん(左端)の語りを聞く来訪者=7月、宮城県石巻市
  •  大川小遺族の語りを聞く東北大2年の上園真輝人さん(手前中央)ら=7月、宮城県石巻市
  •  語り部の手順を話し合う東北大のボランティア団体「スクラム」の学生たち=7月、仙台市

 東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小で今秋、遺族が務めてきた語り部活動の一部を地元の大学生グループが担う試みが始まった。遺族の思いを学び、自らの言葉で教訓を語り...

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