「打吹小」で決着 市議会全会一致で可決 倉吉・統合小校名問題

  • 条例改正案に賛成して起立する議員=20日、倉吉市役所の議場

 倉吉市議会は12月定例会最終日の20日、成徳、灘手両小学校を統合した学校名が暫定的に「成徳小」となっていることについて、来年度から「打吹小」に変更する条例改正案を全会一致で可決した。二転三転した校名問題は、当初の市民公募で最多だった「打吹小」で決着した。

 校名変更を定めた小中学校設置条例の一部改正案は、本会議の委員長報告で厚生文教常任委員会の山根健資委員長が「原案通り可決すべき」と報告。質疑や討論はなく、採決の結果、全員が賛成して可決した。

 閉会後、広田一恭市長は「きちんと取り組めば、もっと早く理解してもらえる決定につなげられた。心よりおわびを申し上げる」と1年以上にわたった混乱を陳謝。児童や保護者などの投票で選び直した手順について「成功事例として生かしたい」と自戒した。

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