道路整備 前年度並み確保 北条湯原道路、進展へ 予算案閣議決定

 22日に閣議決定された政府の2024年度予算案で、道路や港湾など国直轄の公共事業費は23年度並みの金額が確保された。鳥取県関係では、県中部へのアクセス向上が期待される山陰道北条道路、国道313号北条湯原道路の整備など道路工事が進展する見通しが明るくなった。

 国土交通省の公共事業関連費のうち、道路局の道路整備予算は約2兆1183億円(23年度対比1・0倍)が確保された。予算規模から23年度と同等の配分が期待でき、24年度も県内の道路工事は計画通り進みそうだ。

 高速道路のミッシングリンク(空白地帯)解消に期待がかかる国直轄事業の「山陰道北条道路」(延長13・5キロ)。倉吉河川国道事務所によると23年4月時点の事業進捗(しんちょく)率は36%、用地取得率は90%に達している。24年度も予算の確保が見込まれ、26年の開通を目指す各種工事も引き続き進展するとみられる。

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