「境界旅」取り組み広がる

異文化とのつながり資源に

  •  北海道羅臼町にある展望台で北方領土・国後島を見るツアー参加者=2023年10月
  •  北海道羅臼町の郷土資料館を見学するツアー参加者(右側)=2023年10月
  •  北海道大スラブ・ユーラシア研究センターの岩下明裕教授
  •  長崎県対馬市の比田勝港に入港する、韓国南部・釜山から到着した高速船=2023年2月
  •  横断幕を手に、韓国南部・釜山からの観光客を迎える市民ら=2023年2月、長崎県対馬市

 北海道や沖縄などの自治体が、国境をはじめとした境界地域を訪ねる「ボーダーツーリズム」普及に取り組んでいる。首都圏からの遠さを逆手に取り、異文化とのつながりを観光資源と位置付ける。世界的な新型コロナウ...

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