海保、警告弾を誤落下 破裂する恐れ「近づかず連絡を」

 第8管区海上保安本部美保航空基地(境港市)は14日、海上の船舶に警告を発する際に使う警告弾1個を、訓練中に未使用のまま誤って日本海に落下させたと発表した。警告弾に付いているひもを引き抜くと破裂する恐れがあり、海上や海岸などで発見した場合は手を触れず、最寄りの海上保安署などに連絡するよう呼びかけている。

 同基地によると同日午前11時40分ごろ、隠岐諸島の知夫島南約5カイリの海上で、同基地所属のヘリコプター「MH973」から警告弾4個を投下。通常は着火させるためのひもを引いて投げるが、このうち1個が着火せず海に落下した。職員が誤ってひもを引かずに投下したのが原因。同機で周辺を捜したが見つからなかった。

 警告弾は直径約8センチで赤色。同基地は警察や消防、鳥取、島根両県、地元漁協などに連絡した。

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