表現豊かな筆遣い 新年の始まり彩る 鳥取で鳥取書道代表十人展と二十人展

 鳥取を代表する書家の作品を一堂に集めた「第36回鳥取書道代表十人展」が17日、鳥取市のとりぎん文化会館で始まった。次代を担う書家を選抜した「二十人展」も併催され、表現豊かな筆遣いの作品が新年の始まりを彩っている。21日まで。

 鳥取書道連盟(柴山抱海会長)が主催する新春恒例の作品展。会派や流派を超えてバラエティーに富んだ計40点を展示している。

 村上千砂さんの「天の原」(十人展)は、空間を生かしながら、スピード感や濃淡の変化で仮名のさまざまな表情を巧みに表現。言水抱泉さんの「春風入萬物」(二十人展)は、縁起の良い言葉を豪快に勢いよく仕上げている。

 柴山会長は「十人、二十人展ともに新しい年を迎える気持ちが表れており、充実している。皆が元気でやっているところを感じてもらえればいい」と話した。

 十人展は2月3~12日、同市国府町町屋の因幡万葉歴史館でも開催する。

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