「保守王国」3氏名乗り 衆院島根1区補選まで3カ月切る

■自民 逆風加え「しこり」残る
■立民 野党間の連携どこまで
■共産 共闘には高いハードル

 細田博之前衆院議長の死去に伴う衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)の告示まで残り3カ月を切った。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で政界に大激震が走る中、派閥の領袖(りょうしゅう)を務めた党重鎮を輩出した「保守王国」の選挙結果に全国の注目が注がれる。野党にとっても、同補選で勝って「政治と金」で揺れる自民にくさびを打てるのか、正念場となる。

 19日時点で、前財務省中国財務局長で自民党新人の錦織功政氏(54)、立憲民主党島根県連代表で元職の亀井亜紀子氏(58)、共産党県常任委で新人の村穂江利子氏(55)が立候補を予定している。

 「大事な大事な第1選挙区の選挙。党として何としても勝たなきゃいけない。全員が一丸となって候補予定者を先頭に立てて、頑張ってまいりたい」。錦織氏が松江市内で出馬会見を開いた17日、同席した自民党島根県連副会長の青木一彦参院議員は力を込めた。

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