今年3月26日での閉店が決まっているスーパー「Aコープトピア店」(琴浦町徳万)に関し、同店を所有するJA鳥取中央と東宝企業(倉吉市大正町2丁目)との間で進められていた引き継ぎ交渉がまとまらなかったことが、24日までに分かった。現時点で別の引受先のめども立っておらず、店舗の消失は避けられない見通し。
同JA企画管理部によると、昨年末に行われた代表同士の協議で、東宝企業から「承継は難しい」との意向が示された。同店近くは他のスーパーやドラッグストアが立地しており、周辺環境が懸念されたという。同JAの担当者は「閉店日まで別の引受先を模索するが、可能性はかなり厳しい。見つからない場合は閉店もやむを得ない」と、店舗存続は困難との見解を示した。