今季一番の寒気によってまとまった積雪に恵まれた国立公園・大山のスキー場「だいせんホワイトリゾート」(大山町大山)は27、28両日、入り込み客数が計約5千人と今シーズン最多となった。週末のゲレンデはスキーやスノーボードを満喫する家族連れでにぎわい、活気に包まれた。
28日の同リゾートは、積雪が約100センチあり、中の原と豪円山の2エリアを営業。各ゲレンデでは、そりや雪遊びに熱中する子どもらや、記念撮影を楽しむ外国人観光客が見られ、リフト乗り場には長蛇の列ができた。スノーボードに初挑戦した米子市の女性(25)は「思ったより柔らかい雪で滑りやすかった」と話した。
同リゾートの尾関雅大営業課長は「週末はたくさんの方に来ていただき混み合った。国際、上の原は営業開始に向けて調整している」と見据えた。