妖怪もパレードで呼びかけ 春の全国交通安全運動始まる

 春の全国交通安全運動が6日始まり、鳥取県内各地で関係者が交通ルールの順守と事故防止を呼びかけた。子どもをはじめとする歩行者の安全確保などを重点に15日までの期間中、さまざまな啓発活動を展開する。

 境港市の水木しげるロードではパレードがあり、水木しげる記念館(同市本町)の前庭で伊達憲太郎市長が「交通事故のない社会の実現を目指し、関係団体と一丸となって取り組む」とあいさつ。境港署の谷本剛署長が「境港市内で昨年末に死亡事故が発生するなど厳しい情勢にある。事故が1件でも減少できるようにしたい」と述べた。

 この後、鬼太郎やねこ娘など着ぐるみの妖怪と市内の交通安全団体の関係者ら約60人が横断幕やのぼりを持ち、地元吹奏楽団の演奏に合わせてしおさい会館(同市大正町)まで約550メートルを行進。市民や観光客にアピールした。

 同署によると、境港市内では昨年、33件の交通事故が発生し、1人が死亡、34人がけがをした。
 

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