JR西4車両をパッケージに 安来市観光協 清水羊羹セット販売

 安来市観光協会は1日、JR安来駅に隣接する市観光交流プラザで、JR西日本の4車両のイラストをパッケージにした清水羊羹(ようかん)セットの販売を始めた。市内4業者の一口ようかんがそれぞれ違う車両のデザインで包まれており、鉄道ファンに喜ばれそうだ。

 昨年、長距離列車「ウエストエクスプレス銀河」の運行期間限定で、銀河をパッケージにして販売したところ好評で、今回4車両をセットに通年販売することにした。

 車両は安来駅に停車する特急の「381系ゆったりやくも」、貨物の「DD51」、観光列車の「キロ47形あめつち」、在来の「キハ47-83」。車両の正面・側面と共に安来駅の駅名標がデザインされている。

 清水羊羹は同市清水町の古刹(こさつ)・清水寺に由来し、文化庁の「100年フード」に認定された市の銘菓。寺周辺で4業者が製造しており、それぞれ独自の味と食感が魅力となっている。

 同協会の作野宏美さん(39)は「清水羊羹の認知度アップにつながり、駅や列車を利用した際の記念のお土産になれば」と話している。

 ◇セットは4個入りで500円。安来市観光交流プラザのみで販売。

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