鳥取市の湖山池で、カワウのふん害で松が枯れて伐採された猫島に、再び松が植樹された。地元の高住集落の住民有志など7人が昨年11月~今年1月、計8本の松を植えた。カワウ対策にステンレス製のワイヤを張り巡らせており、定期的に島へ渡って松を管理し、次代に引き継ぎたいとしている。
植樹されたのは全てクロマツで、約2メートルが3本、約50センチが5本の計8本。重機を持ち込めないため、舟で土のう袋約130袋分の土を島に運び込み、手作業で土壌を整備し、松を植えた。
猫島の松は、約25年前からカワウのふん害により枝枯れが深刻化し、枯死。昨年9月に伐採された。今回植えた松はカワウなど鳥が寄りつかないよう、ワイヤを放射線状に設置した。湖山池情報プラザの竹内房男会長によると、今後は月に1度は島に渡り、松に傾きがないか確認するほか、最低年1回は島の草刈りなどの維持管理を行うという。
竹内会長は「植えて終わりではなく、育つには数十年かかる。1本でも多く根付いてもらうため、大切に育てたい」と話した。