オシドリのまち、日野町をPRする「第1回オシドリフォトコン」(同町主催)で、米子市夜見町の金森幹夫さん(79)の「水鏡」が一般部門の最優秀賞に選ばれた。水面(みなも)に姿を映す1羽のオシドリを撮影した一枚。豊かな水をたたえる日野川の環境を生かし、オシドリを表情豊かに捉えた点が高く評価された。
2022年11月にリニューアルオープンした「オシドリ観察小屋」(同町根雨)が1周年を迎えたのを記念して実施。一般部門とスマートフォン部門を設け、県内外から計18点の応募があった。
2日に同観察小屋で表彰式があり、﨏田淳一町長が「オシドリの季節になるとたくさんの人が町を訪れ、交流が生まれている。写真を通して日野町のオシドリをPRしていただきたい」とあいさつ。入賞者に表彰状を手渡した。
金森さんは「こんなに立派な表彰式に出席したのは初めて」と喜んだ。撮影に訪れた際、日野川の透き通った水面に感動したといい「容姿端麗なオシドリが水に映った自分自身の姿を見て満足しているんじゃないかな」と話した。
入賞作品10点は3月31日まで、同観察小屋に展示している。
その他の入賞者は次の皆さん。
【一般部門】優秀賞=山根浩稀(日野町)都田照雄(南部町)細田真徳(江府町)吉野英樹(岡山県津山市)小崎頼光(米子市)内田幸治(岡山県津山市)
【スマートフォン部門】最優秀賞=T@(Instagram)▽優秀賞=にの(同)鳥取県日野町情報発信アカウント(X=旧Twitter)