若者が地域の魅力発信などに取り組む鳥取県の「とっとり若者活躍局」で活動するチームが、学生と若手社会人との交流カフェを鳥取市幸町の市民交流センターで開いた。大学生らが県内企業で働く大人から仕事のやりがいやプライベートとの両立などを聞き、将来のイメージをつかんだ。
同チームは高校生や大学生、30代までの社会人で構成。気軽な雰囲気で会話を楽しむ場を設け、学生に鳥取で働くイメージや将来への選択肢を広げてもらおうと初めて企画した。
社会人側からは、市内でプリン専門店などを展開する経営者やメディア関係者、県職員らが協力。学生は1日の仕事の流れや休日の過ごし方などの質問を投げかけ、社会人の本音を聞き出した。会場には菓子や飲み物も用意され、カフェのような落ち着く雰囲気の中で楽しく交流した。
地元出身の鳥大2年、梅田陽斗さん(20)は「人と関われる仕事に興味がある。ずっと教員志望だったが、いろんな企業の話を聞いてさまざまな発見があった。参加して良かった」と満足そうに話した。
17日には西部地区で開催する予定。